エナジードリンクと試験勉強と私

国公立大学は後期期末試験期間に突入し、怠惰を極めた学生は目を醒まし己の無知を恥じながら日々試験勉強に励んでいる。私も自身の無知に若干の嫌悪を覚えつつ勉強に励んでいるのだが...。

皆さんは、試験勉強・仕事・眠ることの許されないタスクに向き合ったとき、どのように乗り越えるのだろうか。つまり、

眠気をどう覚ましているのだろうか。

私は高校生の頃からエナジードリンクを覚醒の手段としている。一般的に、エナジードリンクは眠気を強制的に覚まし、勉強やスポーツ・仕事の手助けを行うドリンクとして販売されている。一方、カフェインや添加物等身体に良くないとされる成分もある故、摂取には細心の注意を払う必要がある。エナジードリンクの過剰摂取による死亡例もある。

私は、そんなエナジードリンクをここ数カ月毎日摂取している。身体に影響を及ぼしていることは言うまでもない。

では、なぜエナジードリンクを飲み続けるのか。

命を削ってまで目の前の壁を乗り越えようとする自分への陶酔である。

人はこれを「イキリオタク」と呼ぶが、それは正しい。目を醒ます手段はいくらでもあるのに、エナジードリンクに逃げ「体に悪いものを飲み続ける僕かっこいい」と常用するその様はあまりにも無様。

ーだったらエナジードリンクやめて他の方法探せよ

そういう提言もある。しかし、試験勉強が終わるまでは、目を醒ますのに効果的な(少なくとも私がそう思っている)エナジードリンクへの執着を終わらせることはできない。

ただ、試験勉強が終わると私はこうほざくだろう。「部活が忙しいから春休みまで」「前期の勉強が忙しいから前期まで」「後期の勉強が忙しいから後期まで」

そういうことを繰り返すと、結局エナジードリンクをやめられなくなるのだ。

現に、やめられない者がここにいるのだから。

今日も私はエナジードリンクとともに無知を恥じながら試験勉強を行う。